2023年9月12日

2023年度チャンピオントーナメント組み合わせ表

開幕直前!学生キック チャンピオントーナメント】学生キックサポーター西川雄策さんのFB投稿を転用いたします。
西川さん同様、東海大、拓殖大から1年生が各1名のエントリーなのは寂しさよりも何故?と思います。上級生の出場がないのは不思議です。
東海花田選手、拓大多賀選手、頑張ってください!
以下西川さんの投稿です。
今年も学生キックの季節がやってきました!
チャンピオントーナメントの組み合わせも発表され、出場選手は試合までの追い込み練習と体調管理に入っていることでしょう。
9/17(日)のトーナメント開幕を控え、学生キックサポーターの独断と偏見によるみどころを解説します。
〈フライ級〉
4名がエントリー
昨年、決勝のリングで涙を呑んだ専修・堀が頭一つリードと見る。
軽量級ならではのスピードとコンビネーションの冴えに目を見張るものがある。
昨年の雪辱を果たす意気込みも彼のモチベーションアップに繋がっているはず…
一方、反対ブロックの創価・丸山は、昨年のフライ級準決勝において専修・堀に無念のKO負けを喫している。
それだけに今年は、決勝のリングで堀を倒し、ベルトを奪取すべく闘志を燃やしている。
〈バンタム級〉
6名がエントリー
実力者が揃った「激戦区」となった。
シードとなった東洋・戸羽と國學院・貴田が決勝のリングへ進むと予想するが、一回戦の専修・横山vs日本・柏木の一戦にも注目。
いずれも学生キックでの戦績は少ないが、他団体のアマチュア大会で腕を磨いた強者同士。
横山は、寡黙で内に闘志を秘め、コツコツ当てるタイプの選手
柏木は、燃える闘魂を露わにし、ガンガン攻め立てる選手
この二人の対戦の行方はいかに…
また、ダークホースとして注目しているのが、創価・熊田。
フィジカルの強さが武器であり、ダイナミックな蹴りとパンチは対戦相手にとって脅威となる。
〈フェザー級〉
6名がエントリー
そのうち4名が日大からの出場となった。
昨年は実力者揃いの「激戦区」となったが、今年は戦歴の浅い選手が多く、昨年のトーナメントでの激闘を経験した日本・小野がリード。
これに東洋・髙橋、日本・宮谷が続く展開になると思われる。
小野の学生キックでの戦績は3戦2勝1敗(1KO)
そのうちの1敗は、昨年のトーナメント準決勝において、キックエリートの異名と持つ創価・磯崎との一戦における判定負けによるもの。
また二つの勝利は、ライト級に出場する國學院・横山(昨年度決勝進出)と中央・鎮目の二人の実力者から得たものであり、今、もっとも脂が乗った選手といえる。
就職も決まり、あとは学生キック王者のベルトを獲るのみ!
〈ライト級〉
5名がエントリー
バンタム級と同様、こちらも実力者揃いの「激戦区」となった。
注目は、國學院・横山と東洋・内藤。
横山は、昨年の決勝進出者。先輩である高岡との倒し倒されの激闘を展開。ベルトは逃すもベストバウト賞を獲得した。
プロ団体KnockOutでチャンピオンを育てた名伯楽・外智博氏が主宰するクロスポイント大泉にジュニア時代から通い、試合経験も多い。
一方の内藤は、昨年11月第91回大会のワンマッチにおいて、最優秀選手賞に輝いた経歴を持つ中央・安河内を1ラウンドで沈めて鮮烈デビューを果たした。
東洋大学のスクールカラーと電光石火の攻めから「蒼い稲妻」と名付けたほどのインパクトを残した。
彼もジュニア時代を通じて、國學院OB小山泰明氏(J-NETWORKフェザー級王者)が通った建武館で新空手を学び、横山と同様、試合経験も豊富である。
現時点では、この二人が決勝のリングに立つであろうと見る。
〈ウェルター級〉
4名がエントリー
昨年のウェルター級王者 國學院・加賀崎が連覇を狙う。
これを阻止するため日本と創価が包囲網を形成する図式となった。
豊富なスタミナからくる粘り強さとクリーンヒットを受けても表情を変えないフィジカルの強さに定評がある加賀崎。
強豪・國學院の主将でもあり、またディフェンディングチャンピオンの意地に懸けて、この包囲網を突破できるか?!
〈ミドル級〉
出場選手が2名のため、そのまま決勝戦のリングへ。
昨年同様、國學院の先輩・後輩による対戦となった。
遠藤は、昨年の同階級における決勝進出者。
その決勝戦では、学生キックの建て直しに尽力した連盟委員長・境田と対戦。
上背で勝る遠藤であったが、その長所を生かし切れず、あと一歩ということころでベルトを掴むことができなかった。
今回は、副将としてのメンツに懸けて、後輩からの挑戦を退け、ベルトを巻きたいところであろう。
以上、サポーターの独断と偏見による学生キックチャンピオントーナメントのみどころを紹介いたしました。
組み合わせを見て、意外に思ったのは、拓殖と東海からの出場者が少なかったこと…
テクニックのある部員を多く抱えているはずなのに、両校とも1名しかエントリーがなかったことに寂しさを感じました。
K-1カレッジや他団体が主催する全国大会での優勝と比べ、学生キック王者の価値が相対的に低下しているのか、それとも学生キックそのものに魅力を感じなくなってしまっているのか…
いずれにしても、トーナメントに出場する選手は大学の名を背負ってリングに上がり、勝敗に関係なく、持てる力を十分に発揮し、観る者に勇気と感動を与える姿を見せてくれることを期待しています。















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